ミニトマトは猛暑に弱い
猛暑日が続き、ベランダのミニトマトの成長が止まりました。
人間だって炎天下の外出は避けたい時期。
夏野菜といってもトマトも猛暑に耐えられないようです。
ようは夏バテでしょうね。(トホホ)
対処法を求めて、いろいろ試してみました。
梅雨明けから生育に異変
ベランダで初めてミニトマトの栽培を始めたのはゴールデンウイーク中。
2本の苗はすくすく育って8月初めまでに30個ほどの実を収穫できました。
異変は梅雨明けごろに起きました。
今までぐんぐん育っていた先端部分の葉が丸まってしまいました。
花は咲きますが、実がなりません。
先端部分の茎がポキリと折れてしまいました。
どうやら梅雨明けに気温が急激に上昇したことが原因らしいです。
トマトは暑さに比較的強いのですが、成育には涼しい環境も必要です。
猛暑下では夜もゆうに気温が25度以上の熱帯夜が続きました。
人間同様、夏バテになっても何の不思議もありません。
猛暑下での肥料は逆効果
対策として液肥のリキダスを使ってみました。
日ごろは有機肥料とハイポネックスを使用しています。
葉が丸まったのは根が弱っているのに肥料を与えて窒素過多になったようでした。
そんな状況でのリキダスは失敗でした。
リキダスは弱った苗を元気にする肥料です。
成長したくない状態の植物には効くわけがありません。
猛暑で弱っている植物に肥料を与え過ぎたら根がやけて枯れてしまうでしょう。
水やりの頻度を替えたり日光に当てる時間を替えたりしてみました。
変化はありませんでした。
猛暑の終わりを待つことが究極の対処法
所詮、自然にはあらがえません。
プランターが乾燥しないよう水やりを適度に行うことが大切でしょう。
炎天下を避け、日陰にプランターを置いておくのも苗を弱らせないためにいいでしょう。
こうして猛暑が終わるのはじっくり待つことです。
これが究極の対処法です。
あまり早すぎても育たないでしょうが、苗ならできるだけ早く定植するのも一考です。
猛暑になる前に収穫に努めることが賢明でしょう。
私のミニトマトは9月に入り、夜の気温が落ちだすと徐々に元気に。
10月の終わりには夜間の寒さ対策としてポリ袋を苗にかぶせました。
その効果もあって年末まで無事収穫を続けられました。
何事も焦らず、根気よく続けることが大切ですよね。
まとめ
・トマトは猛暑に弱い
・猛暑下では肥料を与えても効果はない
・できるだけ早めに苗を定植し猛暑前に実の収穫を増やそう。
・猛暑になったら適度な水やりなど枯らさないように努めよう。
・涼しい秋になれば再び結実するようになる。