飲みやすい缶チューハイ、アルコール依存症にご用心を
最近、メーカー各社が販売、開発に力を入れている缶チューハイ。
350㍉㍑なら100円以下、500㍉㍑でも150円以下で購入でき、値段も手ごろです。
注意したいのが、アルコール度数9%の商品も多くあります。
飲み過ぎるとアルコール依存症になりやすいとの声も。
お酒好きの市民から見ればコスパが良く、ありがたい存在なんですが…
缶チューハイの販売、開発に各社が力
各メーカーが缶チューハイの販売になぜ、力を入れているのでしょうか?
今年10月から価格帯が近い価格帯が近い第3のビールが増税されるためです。
手ごろな値段が消費者から支持されいる缶チューハイは税額がそのままです。
第3のビール増税後、消費者は缶チューハイを選ぶと読み、各社が力を入れているのです。
若者のビール離れが進んでいることなどでビール市場は縮小傾向です。
この傾向は、ビールの中では比較的堅調だった第3のビールに及んでいます。
酒税法改正の10月に増税される影響は避けられません。
10月以降の増税により、350㍉㍑缶で現在の28円から約10円増税されます。
それに対して、12年連続で缶チューハイの販売量は増加中。
値段が手ごろでカクテル感覚で楽しめるのが若者らに支持されているからです。
10月以降も税額は据え置かれます。
昨年、コカ・コーラが発売した缶チューハイ「檸檬堂(れもんどう)」。
想定以上の売り行きになりました。
在庫が付き、一時的に出荷をやめる事態になりました。
9度でも飲みやすい缶チューハイが続々
各メーカーは今、缶チューハイなど税額が据え置かれる商品販売に力を入れています。
新しい商品が続々と開発されています。
選択肢が増えることは消費者にとってありがたいことです。
気になる傾向があります。
アルコール度数が9度の商品が続々と登場しています。
同じ商品でも7%と9%のものがあります。
味わいは度数が上がってもすっきりしています。
飲んでみると分かりますが、度数が高くてもあまりアルコールを感じません。
アルコール依存症につながらないかとの声が出ています。
さきに紹介した「檸檬堂」も3%から9%まで4種類あります。
飲み比べてみましたが、9%は塩味が強めですが、度数に関係なく飲みやすいです。
どの9%度数の商品でも飲み過ぎてアルコール依存症にならないよう注意したいですね。
私は9%度数にすっかりはまってしまい、酒量が増えている気がします。(トホホ)
トホホのまとめ
ビール離れが進む中、缶チューハイの販売に各社が力を入れている |
10月の酒税法改正で「第3のビール」は増税されることが缶チューハイ販売攻勢を後押している |
アルコール度数が9%でも、飲みやすい商品が多く、アルコール依存症の増加が心配されている |