深夜のゴミ出しは後ろめたい
皆さんはゴミをいつ出していますか。
おそらく、決められた日の朝ですよね。
私は違います。後ろめたさを覚えつつ深夜に出しています。
毎回、ちょっとしたスリル味わいながら…
ゴミ出しの際は住民に会わないように
「どうかアパートの顔見知りの住民には会いませんように…」
いつもそう願いつつ、私は、午後11時過ぎにゴミステーションへ向かいます。
何だか、続けている自分が情けないです。
私の地域では、ゴミ出しは「午前8時半までに」と決まっています。
朝起きてから、ゴミを出すのがルールです。
ゴミを出し忘れて後悔たびたび
このところ寝坊癖がすっかりついてしまった私。
その上、当日、ゴミを出す行為自体を忘れてしまうこともあります。
「しまった」。気づいた時には収集が終わっていて後悔したこともたびたび。(トホホ)
そこで考え付いたのが前日の深夜にゴミを出してしまう手段でした。
先日の深夜、段ボールや本などを両手に抱えて、ゴミステーションへ向かいました。
不精な私はパジャマにウインドブレーカーをはおった格好でした。
ゴミを抱える姿を住民に見られ
「こんばんわ」。恐れていた事態は突然、訪れました。
アパートの入り口前で階下に住む中年女性とばったり会いました。
「こんばんわ」。私が無理やり取りつくろった笑顔はひきつっていたでしょう。
両手いっぱいにゴミを抱える私の姿を見た女性。「大変ですね」とねぎらってくれます。
「いえいえ」。私は必死に平静を装おうとしていました。
そのまま「お休みなさい」と言って、女性はアパートの中へ。
私も「お休みなさい」と声を掛けつつ、「早く部屋へ入って」と祈っていました。
本の束を縛ったひもが両手の指に食い込み、痛みをこらえていたのです。(トホホ)
ゴミ出しの〝共犯者〟に安ど
私が住むアパートには、多くのお年寄りが住んでいます。
日の出前から起きている人もいて、皆さん元気です。
サラリーマンの方々も出勤がてらにゴミ出しします。
深夜にゴミを出しているのは、ほぼ私だけです。
まれに先にゴミが置いてあった時には、ちょっと安どします。
まるで〝共犯者〟を見つけたかのように…
いつぞや、夜回り中の警察官と出くわし〝冷や汗〟をかいたことも。
「注意されるかも…」。こんな恐怖体験もまれにあるんです。
その時の警察官は、ちらりと私の姿を見ただけで黙って立ち去りましたが…
生ゴミは絶対出しません
もちろん、私だって生ゴミは深夜に絶対出しません。
カラスにあさられたら、後片付けが大変ですからね。
生ゴミは会社員の妻が当日の朝、出がけに出しています。
私が偉そうに言えることではないですね。
所せん、私が午前8時までに毎日起きて、忘れずにゴミを出せばいいことなんです。
頭では十分、分かっているんです。
でも、元来、夜行性のため、朝寝坊の習慣を変えられなくて…(トホホ)
トホホの教訓
深夜のゴミ出しは、正直、後ろめたい。続ければ、いつかは心を病むかも… |
所せんは心の持ち方が大事だ。近隣住民に見られても動揺してはいけない |
ゴミは朝出せば、気持ちいいだろう。「早起きは三文の得」とも言うではないか |