40年前の喫煙をやめたら何かを手にできる?
「何かをやめれば、新しいものを手にできる」
その言葉が頭から離れません。
好きだったたばこをやめたのもそのためでした。
皆さんは禁煙の経験がありますか?
中3で覚えた喫煙の快感
私は中学3年生のときに喫煙に快感を覚えました。
今から40年前のことで、とっくに時効でしょうから正直に告白します。
皆さんはたばこをたしなんだことがありますか?
隠れて、初めて肺にまで吸い込んで一服した瞬間は衝撃的でした。
「世の中にこんなうまいものがあったのか!」
体に悪かろうが、その気持ち良さ忘れられなくなりました。
吸っていたのは一日、1本か2本です。
夜中に人目を避けて、自動販売機にコインを投入します。
「いらっしゃいませ」
女性の自動音声が流れるとドキドキ感は絶頂に達しました。
禁煙は結婚が大きなきっかけ
禁煙を考え出したのは、やはり結婚がきっかけでした。
結婚した年の2010年。好きなたばこは1箱300円から410円に急騰しました。
妻はたばこが大嫌いです。
仕方なく、妻と一緒のときは家では換気扇の下か、ベランダへ。
そんなことを繰り返し、たばこを吸っている自分が情けなくなりました。
値上げをきっかけに禁煙を決意したのです。
分煙が当たり前の時代。
職場でも喫煙室でしかたばこが吸えません。
1日1箱吸う余裕がなくなっていました。
徐々に減らし禁煙に成功
1日15本を、まずは10本へ。
1週間後には8本へと徐々に減らしていったら禁煙に成功しました。
禁煙パイポのお世話にもなりましたが、それほど苦しみませんでした。
世の中にはもっと苦しんで禁煙に挑んでいる人もたくさんいますよね。
よく禁煙できない人を「意志が弱いからだ」と非難する人がいます。
それは違います。体質の問題も大きいと思うのです。
好きでたまらなかった競馬の馬券購入もたばこもやめた私。
今、節酒にも挑んでいます。
基本的には家では土曜日以外はお酒を飲まないという内容です。
健康は大切ですが、それが幸せなのかは別問題です。
飲酒も節制し、たばこも馬券の購入もやめて今思うんです。
「何かを始めるには何かを手放す必要がある」
そんな格言を過去に聞きました。
私の場合は、何かを始める前に何かをやめてしまいました。
何かを手放したけど、何も始まらないのです。(トホホ)
皆さんは、その考え方に同感できますか?
トホホの教訓
馬券の購入もたばこもやめたが生活に何の変化もなし |
「何かをやめれば、新たな何かを手にできる」というのは本当か |
とにかく、ネガティプ思考はよくないのだろう |