大活字本の文字の大きさにあ然
皆さん、大活字本をご存じですか?
通常の文庫本の文字の2倍以上大きな文字で印刷された本です。
最初、ページを開いた時には、「え⁉」とその文字の大きさにあ然としました。
借りたい小説で、手ごろな文字サイズのものがなかったので借りてみました。
今、読みこなせるか試しに読んでいるんですが…
ハズキルーペより大きく見える大活字体
小泉公太郎さんらのCMで話題のハズキルーペの中で一番拡大率が大きいのが1・85倍。
私の借りた大活字本なら、裸眼で、それ以上に大きく見えるはずです。
松岡修造さんなら「こんな文字なら読める!」と叫んでくれるでしょう。
※下の写真は参考です。
私が借りている大活字本は、社会福祉法人・埼玉福祉会の発行。
あとがきに書かれた「発刊の趣意」によると、読者の対象は高齢者や弱視者です。
(ハズキルーペのような)拡大鏡より目が疲れにくいとうたっています。
借りた本は司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」です。
幕末の偉人・坂本竜馬の生涯を描いた傑作です。
家の中を昨年末、整理していたら文庫本数冊が出てきました。
40年ぐらい前の高校時代にむさぼり読んだ記憶があります。
表紙をめくると紙焼けがひどくとても読めません。
そうなると、もう一度、無性に読みたくなりました。
図書館へ向かったのです。
図書館には大活字体と小文字の単行本のみ
地方都市の図書館だったこともあるでしょう。
蔵書としてあったのは、大活字本と単行本の2種類。
55歳の私には大活字本の文字は大きすぎ、単行本の文字は小さすぎました。
大活字本の「竜馬がゆく」は全18巻、単行本は全5巻です。
ページ数は大活字本は一巻400㌻、単行本は330㌻。
文字サイズではその中間の文庫本は全八巻(一巻300㌻余り)でした。
私は裸眼で0.1ほどの近眼。
最近は老眼も進んでおり遠近両用メガネをかけています。
ハズキルーペは使っていませんが、最近は新聞を30分読むと目が疲れます。
その意味から大活字本はありがたいのですが…
試読していますが、やはり文字がデカ過ぎます。
本の文字に関しては〝大は小を兼ねない〟ようです。
読み進めていると、文字が大きすぎるために、目に疲労を覚えます。
おもしろい小説のはずなのに…
試読は最後まで続きそうもありません。(トホホ)
トホホのまとめ
普通の文庫本の文字の2倍はある大活字本がある。老眼が進んだ高齢者らが読書を楽しむためだ。 |
ハズキルーペ(拡大鏡)を使わなくても、確かにはっきり見える |
文字が大き過ぎると、目はやはり疲れる。ほどよい文字サイズで読書は楽しみたい |
[…] え?こんなに大きな文字の本が… 大活字本を読んでみました大活字本の文字の大きさにあ然 皆さん、大活字本をご存じですか? 通常の文庫本の文字の2倍以上大きな文字で印刷され […]