原付の法定速度が時速30㌔は非現実的
「原付の法定速度が時速30㌔なのは現実的ではないと思いませんか?」
白バイ隊員を必死で説得しようとする私。
原付(げんつき)バイクを運転中、速度違反で摘発されたときでした。(トホホ)
原付でツーリング中に「ネズミ捕り」に
愛車で海辺をツーリングしていたときです。
「バイクの運転手さん、私に着いて来てください」
突然のサイレン。白バイが接近してきました。
何が起きたのか分からず、追走しました。
「交通機動隊前」と書かれた信号を左折し停車。
ようやく「ネズミ捕り」と気づきました。(トホホ)
白バイ隊員はこう告げました。
「15㌔の速度超過です」。
私はぼう然。(トホホ)
なぜ原付だけが特別扱い
冷静になるよう努め、問い掛けました。
「その国道の制限速度は時速50㌔ですよね?」
隊員は平然と答えました。「原付以外はね」。
逆質問されました。
「原付の法定速度は時速何㌔か知ってますか?」
私は素直に応じました。「30㌔でしょう」
「そうです」。笑みを浮かべた隊員。
速度計測装置の記録紙を見せました。
「時速45㌔で走っていたんですよ」
法律で定められた最高速度が30㌔。
つまり「15㌔オーバー」だと言うことです。
スピード違反の取り締まりなら原付は格好の標的になります。
時速30㌔の危険性を訴えたが…
青切符を切るために免許証の提示を求める隊員に抵抗しました。
「交通量の多い国道を時速30㌔で走ったら危険だと思いませんか?」
「一般道でも30㌔で走っている原付なんてほとんどいないでしょう?」
その指摘を、隊員は聞き流しました。
何を言っても最後に決め台詞を繰り返します。
「道交法違反ですから」
1時間ほど交渉しましたが、私は根負けしました。
せっかく、人生初のゴールド免許なのに…
帰りは時速30㌔で走ってみると、スポーティーな自転車に軽く抜かれました。(トホホ)
道路交通法を見直すべきでは…
後々、冷静に考え直してみました。
私は車も原付バイクも運転経験があります。
感じるのは、車とバイクの速度差が大きいほど危険だということです。
安全なのは両者が同じような速度で走ることではないでしょうか?
他の2輪も含め、原付以外の車の一般道での法定速度はすべて時速60㌔。
原付だけが30㌔です。
交通量の多い道路で原付が30㌔で走行していたら、車のドライバーも怖いでしょう。
実態に見合うよう道路交通法を見直すべきだと思うんですが…
トホホの教訓
原付バイクはスピード違反の取り締まりにあいやすい |
摘発されたら、温情で見逃してもらうことは無理だろう |
そもそも法定速度の時速30㌔について道交法を見直すべきだ |
[…] 原付は時速30㌔まで…「原付の法定速度が時速30㌔なのは現実的ではないと思いませんか?」 白バイ隊員を必死で説得しようとする私。 原付(げんつき)… […]