脅しまがいの商談にひっかからない方法とは
最近、携帯電話の買い替えを促すセールスにあった。
購入後3年たっていることが電話口の業者の動機だ。
「今ならお得ですよ」「じきに壊れるかもしれませんよ」
あまりにしつこいセールストークが続いた。
最初はまじめに聞いていたが、やがてうんざり。
思わず、電話口で声を荒げてしまった。
「買い換えてすぐ壊れたら責任とってくれるの⁉」
こんな時は、まず冷静になることが大切だ。
この手の商法は携帯電話の勧誘以外でもけっこうある。
脅しまがいの商談にひっかからない方法を考えてみた。
携帯業者自ら利用料を格安にするプランを提示するのか…
それは携帯にかかってきた一本の勧誘電話から始まった。
利用するUQモバイルの料金プランが変更になったから乗り換えないかとの内容。
確かに現在のプランのサービス内容を向上させ、格安になる新プランは魅力的だ。
冷静に考えてみると、疑問が浮かんだ。
業者が損をするプランをわざわざ顧客に提示してくるだろうか?
詐欺ではなさそうだと思ったが、理由を問いただして、事情が分かった。
UQには買い替えなどを促す専門会社があったのだ。
料金プラン更の勧誘は商談への布石だった。
プランの変更は申し込んだ。
その際、相手は携帯の買い替えを勧めたが、検討するといって一端切った。
「いつ壊れてもおかしくないですよ」
その数時間後、新たな勧誘電話がかかってきた。
フリーダイヤルが表示されたので嫌な予感がした。
出てみた。
「○○さんの携帯でよろしいですか」と業者。
たたみかけてきた。
「携帯電話を購入して3年ですよね、買い替えませんか?」
なぜか問いただすと、脅しまがいのトークが飛び出した。
「いつ壊れてもおかしくないですよ」
動作も円滑だし、バッテリーも弱っていないと反論した。
「それでも明日、突然壊れるかもしれませんよ」と説得された。
私は声を荒げた。
「買い換えてすぐ壊れたら、責任とってくれるの!」
業者はその場は電話を切ったが、その後も別の人間が勧誘電話をしてきた。
安易に誘いにのらず冷静に対処を
こんな脅しまがいのセールには注意が必要だ。
まずは、冷静になることだ。
安易に相手の誘いには乗ってはいけない。
次は、業者側の狙いを考えることだ。
私の携帯の場合、新プランを提示しながら新たな機種を購入させることだった。
業者が言うように3年が買い替え時なのだろうか疑問に思った。
「携帯の買い替え時」をネットで検索。
バッテリー消耗度、アプリの動作環境などを見れば分かることを知った。
その点から私の携帯は支障はなく、今すぐ買い替える必然性は感じなかった。
最後に、業者の説明をうのみにしないことだ。
すべての商取引にいえるが、おいしそうな話は必ず裏を取ったほうがいい。
事実かどうか丁寧に粘り強く確かめたほうがいい。
業者側はメリットばかりを強調するからだ。
最終的に決断すべきかは自己責任だが、判断材料は多い方がいい。
急がず、冷静に対処すべきだ。
「きょうだけですよ」などと業者がたたみかけてきたら、拒否するほうが賢明だろう。
冷静になることができず、つい振り込め詐欺にひっかかってしまのも人間だが…(トホホ)
まとめ
脅しまがいのセールストークにひっかからない方法とは? |
安易に話にのらず、冷静になって対処を |
業者側がなぜ勧誘してくるか考えよう |
業者の説明をうのみにせず、判断材料を集めよう |