村井美樹を鬼軍曹にさせたバス旅Z
テレビ東京の人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(バス旅)。
姉妹番組「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決」での、鉄道チームのリーダーが村井美樹だ。
チーム仲間を叱咤激励し、長距離歩行もいとわない村井は鬼軍曹と呼ばれている。
温和で真面目なバスチームのリーダー太川陽介とは対照的だ。
なぜ、村井は自分にもチーム仲間にも厳しい鬼軍曹になってしまったのか?
それは、マドンナとして出演したバス旅Z第4弾の辛酸な体験がきっかけだった。
※上の画像はテレビ東京の関連サイトから
(ここからはネタバレ100%。番組の内容を知りたくない人は読まないでください)
ルート選択でリーダーとしての素質が見えていた
バス旅Z第4弾は、岐阜城から鳥取砂丘を3泊4日で目指した。
2017年12月の放送。
レギュラーの俳優田中要次と作家羽田圭介に加え、マドンナとなったのが村井美樹だった。
村井がバス旅に出演したのはこの時が初めてだ。
バス旅のほとんどのマドンナはレギュラー陣にほぼ従ってきた。
それに比べると、村井は田中、羽田に積極的に絡んだ。
このときからリーダーとしての素質が見えていた。
「バスVS鉄道」シリーズが始まる約2年前のロケだった。
琵琶湖を北回りか東回りかどっちで抜けるかを選択する場面があった。
村井は、北回りは「距離は短いが山があって大変そう」。
東回りについては「距離は長いけど、平地なので歩くなら楽そう」などと分析した。
その冷静さは既存のマドンナとは全然違うリーダーとしての姿が見えていた。
負けず嫌いの性格がバス旅、最後の場面に
さらに旅の途中、バスが定刻より遅れ、乗り継ぎが間に合うかピンチの場面。
村井は後部座席から降車がしやすい前側の席に移ることを呼び掛ける。
さらに、運転手さんに聞こえるように「間に合うかな」と盛んに声を上げた。
この実行力、〝あおり作戦〟(村井に悪意はありません)…
まだ、田中らへの遠慮は見られたが統率力を発揮していた。
逆に言えば田中や羽田にリーダー役を託せないと悟っていたのだろう。
その負けず嫌いの性格が最後の場面に現れた。
最後の乗り換え前のバス案内所で無念のリタイア。
歩き詰めで疲労困憊だったことや悔恨が押し寄せてか、村井は号泣したのだ。
想定外とはいえ、乗り過ごしたバスに乗れていれば成功できた旅だった。
そんなことも思い出していたのかも。
この辛酸な体験が、鬼軍曹になることを決意させたきっかけになったのだろう。
まとめ
なぜ、村井美樹は鬼軍曹になったのか |
バス旅Z第3弾の辛酸な体験がきっかけだった |
マドンナでもリーダーとしての素質が見えていた |
その負けず嫌いの性格がバス旅惜敗での号泣に現れていた |