日常生活

手軽に自然と触れ合うなら都市公園がお勧め

都市公園でも自然に十分触れ合える

多くの人が自然に癒やしを求める時代だ。

コンクリートジャングルに囲まれる都会の日常。

今、キャンプをはじめ、アウトドアブームだ。

でも、わざわざ遠出しなくても都市部の公園でも自然に十分触れ合える。

癒しのスポットは案外、身近にあるかも…

都市公園は想像以上に自然豊かだ

私は大学時代、JR中央線の高円寺に住んでいた。

緑が乏しく、ときどき吉祥寺駅近くの井之頭公園に出掛けた。

都会にあって想像以上に自然に触れ合える場所だ。

合法的にキャンプは楽しめないが…

 

広々とした池には野鳥がやってくる。

林の中を流れる小川ではザリガニや小魚が子供たちの網に入る。

沢ガニが見つかるのは湧水で水質がいい証拠だ。

 

都市公園は、コンクリートジャングルが広がる都会のオアシス。

その貴重さに最近になってあらためて気づいた。

公園で自然を楽しめるのは、手入れが行き届いているからだと…

井の頭公園のような施設は都市部で探せば簡単に見つかる。

近郊の自然環境は荒れている

私は現在、都心から電車で1時間ほどの郊外の町に住んでいる。

駅前を10分も車で走れば田畑が目立つ。

一見、都会と比べて自然環境がいいように思える。

 

よくよく観察してみると勘違いだと分かる。

田畑には虫やザリガニなど生き物がほとんどいないのだ。

農薬を使っているせいだろう。

 

周辺の雑木林の里山では虫の姿は激減している。

かつて間伐など手入れがされていた。

薪を取ったり、腐葉土を集めたりするために。

今や不要になり放置された都心近郊の雑木林は荒れ放題だ。

手を入れないと自然環境は保てない

日本で生き物が豊かな環境は、人の手が入っいるところだ。

深山幽谷では珍しい動植物は見つかるかもしれないが、身近な自然ではない。

日本の自然は人が手入れをすることで保たれてきた。

大規模開発したら壊れるが、自然を保つには、適度な手入れが必要なのだ。

 

その意味で都市公園は生物にとって貴重な環境だ。

自然が荒れないようきちんと手入れがされている。

ワイルド感には欠けるが、小さな生態系は保たれている。

 

逆に都会より一見自然豊かなようで、実は自然が貧弱なのが都市近郊だ。

田畑は実質、農作物の「栽培工場」になっている。

農薬がまかれ、生き物の姿はとても少ない。

自然を直視するほど、寂しく、おぞまじい現実を思い知らさる。(トホホ)

まとめ

都心では自然に癒されたいと思っている人が多い
キャンプなどがブームだ
遠出しなくても都市公園は身近に自然を感じられるオアシスだ
手入れが行き届き、多くの生き物が繁殖している
農薬が多用されている都心近郊の町は環境破壊が進んでいる

 

ABOUT ME
マービー55
50代で脱サラし、新たな生き方を模索中。文章を書くのは好きですが、ITにはめっぽう弱いアナログ人間。人混みが苦手なカントリーおじさんです。

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