古い住所を調べる方法は簡単
新年に郵便局を訪ねたときに「貯金の払い戻しに時効がある」ことを知った私。
休眠口座はないはずですが、「もしあったら」と気になりました。
調べるには、これまでの全住所を記した書類を郵便局に提出することです。
私もそうですが、引っ越しが多い方は全住所知っていますか?
戸籍が変わっていなくて、住所変更届けをきちんとしていれば容易なようです。
古い住所は戸籍の附票に載っている
郵便局の定額定期貯金などは満期から20年2カ月以上経つと払い戻せなくなります。
汗水たらして貯めたお金が国に没収されてしまいます。
仮に自分には関係なくても、父母の貯金が該当しているかもしれませんよ。
将来、相続できるかもしれない貯金がなくなってしまいます。
満期切れの口座を調べるには、これまでの住所が必要です。
55歳の私は生まれてから10回以上、引っ越しをしてきました。
過去2回は年賀状などですぐ調べられましたが、それ以前は簡単に分かりません。
市役所に問い合わせると、戸籍の附票を取り寄せればいいと分かりました。
これまで転居届を出した住所が記載されています。
本籍地のある役所に行けば、一通300円ほどで発行してくれます。
ただし、結婚などで戸籍を変えて、旧戸籍を誰も親族が使っていないと困難に。
新たな戸籍以降の住所しか調べられないそうです。
古い住所の調査には社員名簿や住所地図が役立つ
最初、戸籍の附表を知らなかった私。
頼りにしたのが、かつて勤めていた会社の社員名簿でした。
1989(平成元)年から2003年まで見つかりました。
個人情報の管理が緩かった時代です。
当時の住所、電話番号がしっかりと出ています。
私は20代から30代前半で2年おきぐらいに転勤していたときです。
それ以降の住所調査に図書館に保管されている住所(明細)地図を参考にしました。
よく、交番などで住所を訪ねると、警察官が持ち出してくる番地まで載っている地図です。
住んでいた場所さえ覚えていれば、地図を見れば番地までは分かります。
ただし、アパート名や部屋番号は分かりません。
結局、私は社員名簿と明細地図で調べた後に、附票の存在に気づいたのです。
亡父の土地相続に使った附表が見つかり、照らし合わせてみると合致しました。
最初から附票を活用していれば、こんな苦労は必要ありませんでした。(トホホ)
トホホのまとめ
忘れた郵便貯金がないか調べるには、これまでの正確な住所が必要 |
昔の住所を調べるには、戸籍の附表を見るのが効率的 |
昔の社員名簿や住所(明細)地図からも旧住所を知ることができる |