やめるだけでは何も手に入らない…
「1年の計は元旦にあり」。それ以上に私の頭に残っている言葉があります。
「新しいものを手にしたかったら何かをやめなければ」
私は知人の助言が頭の奥に深く刻まれています。
両手にあふれるほど物を持っていたら、何かを手放さないと新たな物を持てないそうです。
その助言も影響し、9年前に結婚を機に趣味の馬券の購入や嗜好品のたばこをやめました。
競馬歴は約35年、喫煙歴は約40年ありました。
どちらも、5年以上前から一切、手にしていません。
最近は、健康面を意識し、やはり35年以上、ほぼ毎日、たしなんできたお酒も控えめに。
正直ただ、やめるだけでは人生はつまらないです。喪失感だけが残ります。(トホホ)
皆さんはどう思いますか?
新しいことを始め、楽しめないのは私の責任でしょうか?
馬券の購入は大学時代に始め、最近やめました
競馬については、結婚後間もなく、馬券を買うのをやめました。
私が馬券の購入を始めたのは35年ほど前の大学生の時代からです。
当時、競馬法によれば、大学生の馬券購入は違法でした。
未成年の購入も法律で禁止されていました。
実際は18歳の大学生でも馬券は簡単に買えました。
当てて、払い戻しの際に身分証明証明書を求められるわけではなく、有名無実でした。
ただ、大学生の馬券購入額なんてたかが知れてますけどね。
年配の皆さんの中には同輩もいらしたのではないでしょうか?
大学生の馬券購入に関しては、法改正で2004年いっぱいで撤廃されました。
法律上、20歳以上という年齢制限は残っています。
もちろん、実態は形骸化していますが…
結婚後は馬券購入に意欲が失せ
むしろ馬券の購入に本格参戦したのは社会人になってからです。
業務を抜け出して、毎週末、競馬場や場外馬券売り場で馬券を購入していました。
1日で数万円は使っていました。
30年間の収支は詳しく分かりません。
おそらく数百万円の赤字でしょう?
儲からなくても、賭ける行為自体が楽しかったのです。
小遣いの範囲で楽しんできた競馬ですが、結婚して間もなく馬券の購入をやめました。
妻に言われたわけではありません。
その年の締めのレース「有馬記念」の馬券が当たったのを最後に打ち止めにしたのです。
理由はよく分かりませんが、儲からない馬券を買うことへの意欲が失せてしまいました。
馬券の購入はやめましたが、今でも、テレビ中継は熱心に見て、予想は楽しんでいます。
世の中には妻から「仮想馬券」を購入し、楽しんでいる人もいるそうです。
これなら、勝っても負けても家計には響きませんから。