ベランダ菜園の初心者が後悔する3ポイント
コロナ禍でガーデニングを楽しむ人が増えている。
ステイホーム中でもベランダや庭先の家庭菜園なら安心して楽しめる。
野菜が日々、成長する姿が身近に見られるのは幸せだ。
ただ、初心者が気づかずに始めて後悔することがある。
百均の鉢、有機肥料、過剰な世話だ。
上記の3点はベランダ菜園を始めた初心者が後悔するポイントだ。
百均の鉢はベランダ菜園に向いていない
家庭菜園を始める際に百均で道具をそろえる人は案外多い。
その中でも一番気をつけたいのが8号鉢を購入してしまうことだ。
二回り大きい10号鉢でも十分とは言えない。
小さすぎて、野菜が大きく育たないからだ。
最初、ポットに入った野菜の苗を植え替えるなら8号鉢は十分の大きさだろう。
直径が24センチあり、百均でも深さが30センチはあるのだ。
ただ、ピーマンなど苗が大きくなると、8号では成長を続けるには狭すぎることが分かる。
窮屈なら、より大きな鉢に植え替えればいい。
ただ、8号だと鉢ごとひっくり返して、片手で苗を支えるには大き過ぎる。
結構育ってからだと、植え替えの際に苗を痛めてしまうリスクがある。
同じく、百円で買える植木鉢は10号(直径30センチ)でも大きさが足りない。
百均だと深さが20㌢余りしかないのだ。
バジル、しそなど葉物野菜ならいいが、多くの野菜を育てるには浅すぎる。
百均で百円で購入できる鉢はベランダ菜園には向いていない。
キノコバエを招く有機肥料
次にベランダ菜園の初心者が冒してしまうミスが有機肥料だ。
たい肥、油粕などの肥料は野菜の成長には有効だ。
おいしい有機野菜をイメージしてしまうのかも。
この有機肥料、確かに野菜は健やかに育つ。
食べるのに安全安心な原料だ。
百均でも手軽に買える。
しかし、梅雨時になると、多くの人は後悔する。
キノコバエなどの害虫が大量に発生してしまうのだ。
一度、大量発生してしまうとなかなか駆除できない。
近所迷惑にならないようプランター栽培では化学肥料を使うことがお勧めだ。
過保護では丈夫に育たない
家庭菜園の初心者がよくやるミスが、水のやり過ぎ。
育てている野菜や草花にもよるが、過剰な水やりは禁物だ。
トマトのように乾燥を好む野菜は案外多い。
水のやりすぎは根腐れなどを引き起こす。
次に肥料の与えすぎ。
これも、植物を弱らせる原因になる。
実を多く収穫するには肥料が必要だが、もともと肥料などなくても育つのが野菜だ。
栄養過多は人にも植物にもよくない。
野菜も子どもと同じだ。
愛情を注げば、それに応えてくれるだろう。
でも、過保護では丈夫に育たない。
一生懸命に育てた野菜が弱ってきて、ついに枯れてしまったら…(トホホ)
まとめ
プランター菜園の初心者が後悔する野菜の栽培方法がある |
百均の鉢、有機肥料、過剰な世話だ |
百均の植木鉢は小さすぎて野菜栽培には向かない |
有機肥料を使うと、キノコバエが大量発生する |
水のやりすぎなど過剰な世話にも注意が必要 |