テレ東「バス旅」、3泊4日のルートは誰が決める?
テレビ東京系の番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(バス旅)が人気です。
出演者たちは3泊4日で、路線バスか徒歩のみで目的地を目指します。
このご時世にインターネットの使用もご法度です。
下調べやアポなしのガチンコ旅をうたっていますが、視聴していて疑問を感じました。
ガチ旅のルートは、誰がどのように決めているんだろうかと…
路線バスのみ、3つのルール厳守し目的地へ
太川陽介さん、蛭子能収さんらによる「バス旅」は2007年からスタートしました。
番組は土曜スペシャルとしてほぼ3カ月に1回、不定期で放送しています。
毎回、マドンナ(女性ゲスト)を加えた3人で旅をします。
2017年からは田中要次さんと羽田圭介さんのコンビが2代目レギュラーに。
番組名も「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」にリニューアルしています。
番組には旅のルール3箇条があります。
- 移動は原則、ローカル路線バスか徒歩のみ。高速バス、鉄道、ヒッチハイクなどは禁止。
- 目的地へのルートは地図や時刻表などを基に自分たちで決める。ネットの使用は禁止。
- 3泊4日で目的地にゴールすること。旅はすべてガチンコ。
バスがなかったり、県境越えに山道を10㌔以上歩いたり、宿が見つからなかったり。
出会った人々に助けられながらもハプニング連発の珍道中です。
観光より目的地を目指すのが最優先。
無事ゴールできるかスリルにあふれています。
バス旅のルートは誰が決めるの?
太川さんらが出演した番組の再放送を見ていて、ふと思いました。
3泊4日で山形の米沢から青森の大間崎を目指しました。
米沢から大間崎を3泊4日で行くルートは誰が決めているのでしょうか?
テレ東に電話してみました。
担当者は「番組編成に関することについては答えられない」と。
予想はしていましたが、もどかしさが残ります。
どう考えても、ルートはプロデューサーらが決めるはず。
スタッフらは3泊4日でバス旅行が可能かどうかも事前に調べるでしょう。
望みがないルートを旅させるはずがありませんよね。
番組担当者らがルートを下調べ
ネットで調べていたら、以下の東洋経済の記事を見つけました。
やはり、番組担当者らがルートの下調べはきちんとしていました。
番組チーフプロデューサーの答えは分かりやすいです。
下調べして、想定ルートも考えているが「その通りにいくことはまずない」と。
実際、ハプニングだらけで進行していきます。
私は太川さんらが出演した番組のほうがおもしろかったです。
トラブルメーカーの蛭子さんの存在が光っています。
今年72歳になる蛭子さんが体調面の問題などから番組を退いたのは残念です。
私も同様の旅をしてみたいですが、55歳でも体力面に不安があります。(トホホ)
トホホのまとめ
テレ東「バス旅」が人気だ。ガチ旅をうたっているが、ルートは誰が決めているのか |
3つの厳しいルールを守って目的地へ旅する番組はスリルにあふれている |
スタッフが下調べをしてルートを決めていた。ただ、番組は想定通りにはほとんどいかず、おもしろい |
初代レギュラーの蛭子能収さんが引退したのは残念だ |