ハゼ釣りで大物狙ったものの…
久しぶりに趣味の釣りに出掛けました。
狙いはハゼです。
この時期は数は期待できませんが、大物が狙えます。
いや、狙えるはずでした。
現実は甘くありませんでした。
果たして釣果は?
大物のハゼ釣りポイントは閑散
「よし、大きなハゼを釣り上げるぞ!」
勇んで、毎年この時期に行く河口の釣り場へ向かいました。
午前10時過ぎです。
風はやや強いですが、ぽかぽか陽気で釣りにはいい状況です。
これまで何度かいい思いをしてきた釣り場に到着し、あ然としました。
1人しか釣り人がいません。
その場所は、この時期、いつも大物を狙う釣り人でにぎわっているはずです。
この日は閑散としていました。(トホホ)
いやな思いが頭をよぎりました。
「もしかして釣れていないのかも…」
大物どころかハゼの気配すらなく
釣具店でエサのミミズを購入済みです。
このまま帰るわけには行きません。
仕方なく、仕掛けを準備して釣りを始めました。
やはり、2本並べたリール竿に当たりはありません。
仕掛けを回収すると、針がなくなっています。
水中はフグだらけなのか、エサごと食いちぎってしまうようです。
エサを投げ入れる場所を変えていき、ハゼが集まる場所を探します。
針につけるエサの大きさやつけ方を変える工夫も。
しかし、大物どころか小物すらハゼがいる気配すらありませんでした。(トホホ)
下流に大勢の釣り人を発見
ため息を付きながら、百㍍ほど離れた下流の護岸に目を凝らしたときです。
多くの釣り人が集まっているではありませんか。
最初、逆光だったこともあり気づかなかったのです。
勇んで釣り竿2本に仕掛けをつけたまま、担いで移動しました。
近づくと、すぐ違和感を覚えました。
皆、柔らかい磯竿にウキをつけて釣るスタイルです。
中年男性の釣り人に「何を狙っているんですか」と尋ねた私。
あっさり返事が返ってきました。
「コノシロだよ。あまり釣れないけどね…」
上流部に移動してようやくハゼに
気を取り直して、今度は1㌔ほど上流部へ移動してみました。
本来、そこは夏場に小さなハゼの数釣りを楽しむポイントです。
正直、期待はしていませんでした。
到着すると、釣り場に2人の釣り人がいました。
リール竿を並べ、ハゼを釣っているではありませんか。
私はうれしくなり、一人に声を掛けました。
「朝からやって10数匹だよ」
その答えを聞いて、私は心がぽかぽかしてきました。
やっと、ハゼに会えたのです。
釣れるハゼは、なぜか小物ばかり
喜んで近くに竿を出しました。
間もなく当たりがあり、すぐに1匹を手にしました。
体長十数㌢の中型です。
その後もハゼはコンスタントに釣れ続きました。
2本の針に2匹かかっていることも。
ただ、小型ばかりです。
この時期はヒネハゼといって20㌢を超える魚も珍しくありません。
しかし、この日は最初に釣れた中型を超えるサイズは釣れませんでした。
これはどうしたわけなんでしょう。
秋の大型台風による増水が影響したのでしょうか?
たぶん、地球温暖化の影響もあるのでしょう。
「大物はどこへ行ってしまったのか?」
どうも釈然としません。(トホホ)
トホホの教訓
年の瀬のこの時期は大型のハゼが釣れるはずだ |
いろいろ工夫しても釣れなかったら場所を大胆に移動しよう |
大型ハゼがいなくなったのは地球温暖化の影響かも… |