湘南のキス釣りのエサはジャリメ
姿の美しさから海の女王と呼ばれ、釣り味、食味とも上々のシロギス。
神奈川の湘南海岸で30年以上釣り続けていますが餌は基本的にジャリメと決めています。
安価なアオイソメが最適な場所もあるかもしれませんが、湘南ならジャリメが一番です。
餌の違いは地合のときの釣果を大きく左右します。
湘南の砂浜でキスを釣るならジャリメは必携です。
もちろん、私のように腕が悪くても釣果は伸びませんが…（トホホ）
キスは地合にジャリメを食い漁る
湘南には大磯、国府津などキス釣りが盛んな海岸がたくさんあります。
地方に比べ釣り人が多いためか、環境破壊のせいか釣れるキスはさほど多くありません。
秋が深まったころは早朝から午前８時過ぎまで大釣りが楽しめるときはありますが…
日中にキスを釣るなら地合は一時です。
海岸の地形などによって地合の時間帯は異なります。
中潮から大潮の上げ３分の場所もあれば、下げ７分ところもあります。
その小一時間の地合の最中に実験してほしいのです。
ジャリメなら５本針で少し間をとれば３本以上はかかってきます。
アオイソメだと、１匹もかからないことがたびたびあります。
キス釣りエサのジャリメにもデメリットはある。
よくジャリメとアオイソメはどちらがキスの得エサかと議論されます。
湘南のベテラン釣り師ならジャリメを選ぶのではないでしょうか。
アオイソメを選んでいる人はジャリメが入手できないか、安価だからです。
秋真っただ中の早朝はキスの食餌性向が高いのでエサは問いません。
落ちギスのシーズンなどはアオイソメでも十分釣れます。
ジャリメを推奨するのはそんな特殊な時期・時間帯以外でも効果があることです。
アオイソほど大きくならないジャリメだとあまりに小さいと釣りづらい場合も。
購入後に小さいサイズばかりだったら大釣りはあきらめたほうがいい。
キス釣りの餌として万能なジャリメにもデメリットがあります。
アオイソメは五目釣りには最適
アオイソメを虐げてきた感がありますが、アオイソにも利点があります。
キス以外の魚が釣れる可能性はジャリメより高いです。
潮が濁っていてキスが期待できない中、アオイソならイシモチなどが食いついてくます。
キス釣りだけに限ればジャリメに分がありますが、五目釣りならアオイソでしょう。
どこの釣具店でも大抵売っていて、入手も容易です。
夜は海底で光るので夜釣りにも向いています。
あと、キスの特効エサとしては忘れてはならないのがチロリ（東京スナメ）です。
大きなキスを狙うなら最強のエサと言えます。
難点は入手できる店・時期が限られ、値段もアオイソメの倍以上することです。
以上のことを踏まえつつ、やはりキス釣りのエサはジャリメがお勧めです。
最近、ジャリメの値段が高騰していることが気になります。
もちろん、どんなエサを使っても腕が悪ければボウズになる日もありますが…（トホホ）
まとめ
| 湘南海岸でシロギスを釣るならエサはジャリメがお勧め |
| アオイソメより地合のときに食いが全く違う |
| 小ぶりなジャリメだと大きなキスは釣りづらいのが難点 |
| 大キス狙いならエサはチロリが最強だが、高価で入手できる時期も限られている |
| ジャリメは総合的に考えれば、キスの特効エサだ |
