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京アニ放火事件は裁判で真実に迫れるか

京アニ放火、犯行動機は盗用なのか

69人が死傷した京都アニメーションの放火事件から1年が過ぎた。

気になるのは、殺人などの疑いで逮捕された無職の青葉真司容疑者(42)の供述だ。

逮捕後から鑑定留置中の現在も一貫して自分の小説を盗用された言い続けている。

京アニ側は強く否定している。

裁判が開かれれば事実に迫れるかもしれない。

真偽はどうであれ、青葉容疑者が犯した罪の大きさには変わりはないが…

盗用が事実だったら看過できない

現在、精神状態を調べるため鑑定留置中の青葉容疑者。

取り調べに対しては、小説作品の盗用を犯行動機として主張し続けている。

事実だったとしたら看過はできない。

 

青葉容疑が盗用を主張しているのが京アニ作品「ツルネ―風舞高校弓道部―」。

「場面の一部が自分の小説と似ている」という。

2018年10月から19年1月までNHKで放映された。

京アニ側は、「同一、類似の点はない」と盗用を否定しているという。

 

同容疑者の犯した罪は断じて許されるものではないが、盗用の真偽はとても気になる。

過去に「学園もの」で小説を京アニに応募して落選していたことがあったらしい。

放火に及んだの動機は、間違った思い込み、根も葉もない逆恨みかもしれないが…

今のところ断定はできていない。

裁判で、真実に迫れるかも…

注目するべきは裁判が開かれるかどうか。

現在、青葉容疑者の精神状態を医師が調べている。

医師の見解を踏まえて、京都地検は起訴するかどうか見極めるという。

 

起訴され、裁判が開かれれば、盗用の真偽が明白になるかも。

ただ、明らかに類似点がなければ盗用の立証は簡単ではない。

それでも、細部まで検証はしてほしい。

 

もちろん、仮に京アニ作品に盗用があったとしても、放火事件の犠牲者に関係ないことだ。

ひたむきにアニメ制作に取り組んできた有能なアニメーターたちの命が奪われた。

「無差別殺人」の罪はきわめて重い。

 

京アニ事件1年の報道をみると、犠牲者への追悼ばかりが目立つ。

もちろん、それは大切なことだが、動機の解明に迫った記事も読みたい。

責任能力なしで青葉容疑者が起訴されなければ、真実は闇に葬られるかも…

まとめ

京都アニメーションの放火事件から1年
逮捕された容疑者は犯行動機に小説の盗用を主張し続けている
京アニ側はきっぱり否定している
裁判が開かれれば、盗用の真偽に迫れるかもしれない
罪なき多くのアニメーターが犠牲になった事実は変わらないが…

 

 

 

ABOUT ME
マービー55
50代で脱サラし、新たな生き方を模索中。文章を書くのは好きですが、ITにはめっぽう弱いアナログ人間。人混みが苦手なカントリーおじさんです。

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